思い出のTahoe

2月に、 Lake Tahoe というスキーリゾートで、同級生12人ほどで週末を過ごした。
定番の旅先で、人によってはお金を出し合って、シーズン通して別荘を借りる人も。

うちらは、同級生の台湾人でホテル業の子が素晴らしい家を探して、週末だけ借りてくれた。
5ベッドルーム、暖炉、ジャグジーがあり、ここでのんびりしているだけでも素晴らしい週末。

その子のリクエストで、初日は僕らが全員にすき焼きを振舞った。
ベジタリアンの人がいたり、生卵はこっちのは危ないから、自分でリスク取りたい人はどうぞ、という形式にしたり、と工夫は必要だったけど、
予想以上に好評!

アクティビティーは、1日はスキーして、もう1日はスノーモービルに乗って、
夜はみんなで飲みながら語りあって。

夜にジャグジーで語り合ったのが楽しかった。
今回のメンバーはほとんどが non-American だったので、盛り上がったのは、
アメリカ人って○○だよねー」 という会話。

やっぱスタンフォードは、どれだけ国際化とか多様性を謳っても、アメリカの学校。
main audience はアメリカ人だし、それは生徒の態度、先生の教え方にも現れている。
もちろんいろんな人がいるんだけど、
今回の旅行の仲間は、とりわけアメリカで、「外人」であることを割と強く意識しているメンバーだったのかも。

あまり社交的でなく、それほど同級生と広く交流している訳ではない僕は特に、
400人の同級生から、卒業時に10人ほど、本当に信頼できる生涯の友人ができれば十分、と思っている。
今回のメンバーは、予想以上に気の合うところの多い面々で、旅行して語り合えて本当によかった。

特に、ビジネススクールだと、みんな何だかんだエリートで、あまり知らない同士だと肩肘張ってしまうことが多い。
だけど、強気でアグレッシブに見えたマッチョなヤツが、実はすごく思慮深く思いやりがあったり。
見た目はまったく異なるけど、アメリカについて、とか、この学校について、とか、共通した感じ方や将来の不安があって、それを共有できる。
そういう仲間が徐々に作れてきていることを実感して嬉しくなった旅行だった。
この2年間について、一生の思い出となるだろう。